ニキビは色々な場所に突然できたり、同じ場所に繰り返しできたりしてとてっも厄介です。特に思春期にできるニキビは治りやすいものの、繰り返し繰り返しできてしまうので悩んでいる人も多いのではないでしょうか。私自身、中学生のころから高校卒業までの6年間繰り返しできるニキビに悩まされてきました。時期的なものもあるのでしょうが、私の場合はかなり長い期間続きました。
しかし、現在はニキビ跡こそ少し残っているものの、繰り返しできるニキビはなくなりきれいな肌に近づきつつあります。今回は、ニキビを繰り返さないための方法を紹介していきます。
<薬は塗るな>
結論から言って、薬は塗らないことをおすすめします。なぜなら、ニキビ治療などの薬は肌質に合う合わないがはっきりしており、自身の肌質に合う薬を見つけるにはかなりの時間とお金がかかります。私の場合、今まで数十種類のニキビ治療薬を試してきましたが、6年間、ニキビが収まることはありませんでした。洗顔料や化粧水についても同様です。肌質に合うものを使っていなければずっと治りません。
<肌に刺激を与えてはいけない>
ニキビが気になって鏡を見ながら触ってみたり、潰したりする人がいると思いますが、ニキビを繰り返し作りたくないなら何があっても触ってはいけません。この辺りは知っている人が多いと思います。正確には、肌に刺激を与えてはいけません。ニキビが気になっている人は、洗顔から化粧水、乳液まで念入りに行っている人が多いと思いますが逆効果です。はっきり言ってこれらのスキンケアを行ったとしてもニキビは治りません。それどころか、ニキビに刺激を与えて余計ひどくなってしまいます。少しのニキビを直そうとして念入りにスキンケアを行い、どんどんひどくなっていく場合があるのは肌に刺激を与えていることが原因です。
<洗顔は水ですすぐだけでOK>
肌の汚れというのは高価な洗顔料などを使わなくても落とすことが出来ます。朝晩二回のぬるま湯洗顔で十分なのです。洗顔料を使わないことをおすすめするもう一つの理由としては、肌本来のバリア機能を引き出すためです。人の顔から分泌される皮脂は、高級な乳液をも凌駕するバリア機能を備えているのです。その皮脂を洗顔などで落とし、乳液などを塗ってしまうと肌に刺激を与えることにつながってしまいます。皮脂の量と水分の量のバランスが乱れることでニキビは発生します。洗顔などで皮脂を完全に取り除いてしまうと皮脂がもっと分泌され、ニキビができやすくなってしまいます。水洗顔で適度に皮脂と汚れを取り除くことで、油分と水分のバランスを整えましょう。水洗顔後どうしても肌が突っ張る場合は、化粧水をやさしくつけてあげましょう。
<水を毎日こまめに飲む>
油分と水分の話をしましたが、肌の水分量が不足しているとニキビができやすくなります。肌に刺激を与えず、肌の水分量をあげるにはこまめに水を飲むことをおすすめします。水を飲むメリットとしては、肌の水分量をあげると同時に体の老廃物を外に流すというものがあります。肌の外側だけでなく、内側からもケアを行ってあげましょう。よく、「水を毎日2リットル飲むと良い」という話を聞きます。確かに、一日を通してトータルで2リットル飲めればベストですが、一度に大量の水分補給をすると逆効果になります。なので、2リットルという目標は頭の片隅におきつつ、気付いたときにこまめに飲むようにしましょう。
<まとめ>
・肌に刺激を与えない、できる限り肌には触らない。
・洗顔は、洗顔料を使わない。
・水を毎日こまめに飲む。一日2リットル飲めればベスト。
繰り返すニキビを私はもうあきらめていました。洗顔料を使わずに水洗顔だけで済ませるというのも「どうせ繰り返すんだから洗顔したところで」という思いがあったからです。しかし、これが思った方向とは違う方向に傾いてくれました。これらの三つの方法を継続したおかげで繰り返しできるニキビからは解放されました。いつまでも繰り返すニキビに悩んでいる人は、洗顔料や化粧水、薬などに頼らないスキンケアをしてみても良いのではないでしょうか。